お答えします。
●コミュニケーション能力が一番大事?
人事採用で一番企業側が期待するのが、あなたが苦手としているコミュニケーション能力です。
「人と適切な関係が保てる」
「自分の思いを適切に表現できる」
ことが大事ということです。
組織、チームとして仕事をしていくのですから、こういう能力が必要とされることはよくわかります。
しかし、一方では、コミュニケーション能力があまり高くない、あるいは苦手という人々もたくさんいます。
そして、そういう人々が会社を目立たないところで支えています。
あなたのように一人こつこつ仕事をするほうが性にあっている人もたくさんいます。
そういう人を、高いコミュニケーション能力が必要とされるところに引っ張り出すのは、人材活用の点で無理があります。
結果として職場不適応、うつ病コースへという悲劇を発生させてしまうことにもなりかねません。
ということで、今回のあなたの相談にずばりお答えすると。
「今の仕事が自分の性にあっていて、会社のために貢献できる仕事ができると思うので、しばらく、ここまま仕事をさせてください」と言うことになります。
「今の職場のポジションと働き方でとても満足している」ということも追加するのを忘れないでください。
●いくつか気になること
その1「チャンスだとわかっていながら」
この意味が微妙です。
「チャンス」とは、昇進、昇給の「チャンス」という意味でしょうか。
あるいは、もっと高度で重要な仕事ができる「チャンス」という意味でしょうか。
もし前者なら、コミュニケーションが苦手のあなたの性格、そして、29歳という年齢からして、今無理をすることはまったくないのではないでしょうか。
もし後者なら、これは挑戦してみてもよいかもしれません。「こつこつと仕事をするのが好き」は問題ないのですが、へたをすると能力が固定してしまい、時勢に乗り遅れてしまうリスクがあるからです。
その2「人と接するのが苦手」
前述したように、コミュニケーション能力は、組織としてはかなり重要な能力の一つです。
これが苦手なのは、今後何かと仕事の上でのマイナスになると思います。
コミュニケーションにもスキル(技能)があります。
これは、ある程度までは意図的な努力や訓練によって向上します。
これについては、ビジネス書もかなりたくさんあります。
また、関連した社の内外での研修なでもあります。
気楽にそんな本を読んだり、研修に参加してみてはいかがでしょうか。
意外と効果がありますし楽しいものです。