お答えします。
まず最初に・・・。
30歳を迎えるにあたり、転職もひとつの選択肢としてお考えとのこと。
7年間1社でキャリアを積んでこられたわけですから、30歳の節目をひとつの機会ととらえて、これまで考える間も無かった、あるいは思いも及ばなかった、今後のご自身のキャリア形成について、真剣に考えること自体は悪いことではありません。
ただ、ご自身が感じていらっしゃるように、現在の職場がとても居心地がよくて、特に不満が無いのであれば、現時点で、敢えて転職する必要は無いと思います。
そのような環境は稀有なことですし、そもそも転職は、多分貴方が想像していらっしゃる以上にリスクを伴うものだからです。
何が何でも転職ありき、ではなく、まずはこれからのご自身のキャリアについて、じっくり見極めることが必要です。
その中で、MBA取得がどんな意味を持つのか、その後にどんなキャリアビジョンを描くのか、この機会にきちんと考えてみて下さい。
30代になるとマネジメント力が問われる、という点は、確かにおっしゃる通りです。
転職市場において、年齢が上がるにつれ、年相応の実務経験や業務の専門性とあわせて、マネジメント経験が問われるケースが多々見受けられます。
ご自身がマネジメント力を備えたビジネスリーダーとしてキャリアを積みたいという確固たる思いをもってMBA習得を目指すことは、その先に転職をするにしろ、しないにしろ、大変価値のあることだと思います。
キャリア形成に対する大きな自己投資と言えるでしょう。
加えて、決心が固まったならば、出来るだけ早く取りかかるべきです。
こと転職に関しては、1歳刻みで厳しさが増してくる、という現状がありますから、本気で取り組むなら、一刻も早く・・・です。
MBA取得にもいろいろなパターンがありますが、できるなら、今の仕事をしつつ日本で学んで、必要があれば数年後くらいに転職、という形がいいのではないかと思います。
20代の今、選択肢が多いうちに転職する、というのも一手だとは思いますが、今の会社で相応の実力をつけてからでも遅くはないと思います。
転職に際しては、MBA取得者であることが無条件に評価されるわけではありません。
あくまでも実務経験重視であり、採用する側がそういった観点で見た場合、MBAで学んだことを実務で活かせる能力、活かした実績が問われることになります。
決してMBAさえ取れば何とかなるわけではないことを肝に銘じて、MBA取得を通じて自身の専門性を磨き、現業において試行錯誤する中で、今後、どんな業界で、どんな仕事にその経験を生かしていきたいのか、確固たる思いを持った上で、より高いステージへの転職を実現していただければと思います。